
著者、山崎元、大橋弘祐。文響社。
要約すると
①ネットの証券会社に口座を開き
②NISA口座で上場インデックスファンドTOPIXとニッセイ外国株インデックスファンドを半々で買い
③まじめに働いて人生を楽しみましょう!
という本です。
ところどころ貴重な意見があった
私はドルコスト平均法で毎月積み立てをしているのですが、初期投資が多い人は積み立てずに一気に買っちゃいましょう、という意見が新鮮でした。
確かに200万あるとして、毎月5万円積立NISAをやると、3年以上お金を放置することになります。
もし200万あって全額投資したいと考えた場合、一気に国債やインデックスファンドを買うほうがお得です。
積み立ては毎月もらう給料からやるのがベストだと気づかされました。
そのほかにも、銀行の奴隷になるな、保険に入るな、自己投資しよう、と貴重な情報が山積みでした。
イケハヤ大学さんおすすめの投資系ブック
私はこの本を知ったYouTubeで知りました。
ブロガー、ユーチューバーのイケハヤ先生がおすすめしている本でした。
先生はたくさんの金融商品を買っていますが、ウェルスナビが印象的です。
ちょっと話題は逸れますが、ウェルスナビは自動売買ツールです。
手数料は1%と割高ですが、損する許容範囲を参考にロボで自動売買してくれます。
日中貿易戦争で世界中が同時株安の中、金を保有しており、手堅い印象でした。
ロボット投資は興味あります。けれど私は勉強のためインデックス投資をしています。
で、イケハヤ先生が次にすすめていたのが本書にもあるインデックス投資です。
TOPIXと外国株を半々で買う。
インデックス投資は手堅いですが、先進国の株を広範囲で買うのでさらに堅実です。
株式投資の初心者は、まずはインデックス投資。次にウェルスナビを私はおすすめします。
もし、慣れてきたらリスクを取って新興国のインデックスファンドを買うのもいいし、リスク許容度の範囲で個別株を買ってみるのもいいかもしれません。
残念ながら2015年の本なので情報が古い
注意が必要なのは、もっと割安なインデックスファンドがあるし、積立NISAができる前ということです。
そこらへんは、他の本と併用して調べてみるのがいいと思います。
初期投資の費用が低い人は積立にすればいいし、一気に200万とか300万とか投資できる人はNISA枠で一気にインデックスファンドをバランスよく買えばいいと思います。
古いけれど最先端の投資も大体こんな感じなので、
投資の初心者におすすめです。
イケハヤ先生も20代でこの本に出あいたかった、と発言されていました。
もっと詳しく勉強すれば米国株投資などがおすすめですし、
若ければ、S&P500だけをコツコツ積み立てる方法もあります。
株式投資の入り口に推薦できる本です。
銀行の奴隷や保険制度などその道のプロが教えてくれます。