感想
竜とそばかすの姫を見てきました。
※ネタバレを含みます。見てない人はブラウザバックしてください
感想は、普通に泣けました。二回くらい、うるっときました。
前回の未来のミライは、微妙でした。脚本が良くなかった気がします。しかし、今回の竜とそばかすの姫は、面白かったです。
脚本は普通だったかもしれませんが、映像美と歌で、めちゃくちゃ盛り上がりました。
細田守監督の脚本は、バケモノの子が好きだったのですが、世間的にはあまり評価されていません。そして、未来のミライで完全に思いました。細田守の脚本は終わった、と。
しかし、そんなことはありません。今回の竜とそばかすの姫で、細田守先生の脚本は完全に復活しました。
未来のミライまでは、細田守先生は、脚本を別の人に任せる方が良いと考えていました。だけれども、竜とそばかすの姫は、映像美と歌の力で這い上がったと言いますか、普通に面白かったです。
ネタバレ
竜の正体が児童虐待を受けている子供だったのは、意外でした。
ネットのまとめサイトで、細田守はケモナーのショタ好きだ、と書かれていました。
実際に、過去作を見ても、反抗期をむかえた11から12歳くらいの男の子が活躍します。
細田守は、インタビューでも少年の無限の可能性を語っています。
宮崎駿監督が、ジブリで少女を主人公にするのに対して、細田守監督は、ケモノとショタをうまく絡めています。
小さい男の子が好きな人は、ぜひ、細田守監督のショタ好きに、便乗してみてください。私は細田守作品のヒロインが大好きです。
竜とそばかすの姫
母親を亡くし、歌えなくなった女の子の話。
主人公の女の子は、仮想現実のUと出会い、親友とともに、仮想現実で歌姫になる。
田舎の平凡な女子高生が歌姫になると、誰も思えず、学校では隠し通す。
幼馴染の好きな子とかもいて、人間関係に悩みながら、仮想現実で竜と少しずつ交流していく。
ちなみに竜は、戦闘狂で、たくさんのアカウントをばっさばっさと倒し、仮想現実の警察に目を付けられる。
最後は、竜の城を攻められ、主人公の女子高生は、竜の正体を暴きに行く。
正体は、最初、幼馴染の男の子かと思ったのですが、背中の傷とか伏線違いでした。正体は虐待を受けている男の子でした(細田守好きのショタキャラ)
最後、仮想現実でリアルの顔を晒した女子高生が歌い切り、竜の男の子と交流し、助けに、会いに行きました。ここは母親との比較ですね。
バスの中で父親と主人公の女の子との会話は涙ぐましいものがありました。
最後、恋愛はどうなったのか? そこだけが気になります。幼馴染とうまくいくのか、それとも竜と交流を深めるのか、そこら辺を掘り下げてほしかったです。
以上、竜とそばかすの姫の感想でした。ありがとうございました。
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