「トニカクカワイイ」は2023年4月にアニメ2期が開始された人気作品です。そんな「トニカクカワイイ」がどんなアニメなのか、あらすじから良い点、悪い点を紹介していきます。
トニカクカワイイとは
トニカクカワイイは「週刊少年サンデー」で連載中の作品です。2023年9月現在、単行本が24巻も出ており、かなり長く続いています。アニメ1期は2020年10月に始まり、アニメ2期は2023年4月に始まるほどの人気作品です。
作者の「畑健二郎」氏は代表作に漫画「ハヤテのごとく」があり、かなりの実力者ですね。
あらすじ
主人公は星空と書いて「ナサ」と読む由崎星空。ナサはある大雪の夜、道の向こう側に美少女の「司」を見つけます。美少女に目を奪われたナサは、トラックに撥ねられてしまいました。瀕死の重傷を負うはずのナサでしたが、美少女がかばってくれたのです。
その美少女にどうしても自分の気持ちを伝えたいナサは、瀕死の状態で告白をします。
「私と結婚してくれるなら、付き合ってあげる」と告げる美少女。ナサは「はい!」と即座に答えるが、その直後、気を失ってしまいます。
数年後、ナサは美少女に会う確率を増やすため接客のアルバイトを続けて、美少女との出会いを待ち続けました。ナサの自宅に運命の美少女が現れ、甘々な新婚生活を送っていく物語です。
「トニカクカワイイ」の良い点
・ナサと司の甘い新婚生活が楽しめる
ナサが18歳で司が16歳ということもあり、手を繋ぐことや買い物に行くといった小さなイベントでも照れている二人を楽しむことができます。司の容姿がとても良いということも相まって、司が照れたり恥ずかしがる姿は読者の心を奪ってきたのではないでしょうか。
ナサも優しく素直な性格なので、二人の会話の節々からほっこりさせられるものがあります。特にナサは司のことになると素直を通り越して愚直なほど周りが見えなくなるのも面白いです。
・司がとにかく可愛い
前にも書いたとおり、司がとても可愛いです。それは容姿のみだけでなく、好きな映画を語っている子供っぽい姿やナサに照れている姿がとにかく可愛いです。
時折見せる博識な面やナサに甘える子供っぽい面のギャップも人気の一つですね。
・個性的な登場人物
ナサと司以外にも多くの人物が登場します。その中でもナサの知り合いの有栖川姉妹はかなり面白いです。有栖川姉妹の実家は銭湯を経営しており、その経営難を救ったのがナサという経緯があり、いつも由崎夫婦にちょっかいをかけたり、仲睦まじい姿を見るとほっこりしました。
「トニカクカワイイ」の悪い点
・話がイチャイチャばかり
新婚だから無理もないですが、話のほとんどがイチャイチャシーンです。生活を続けていくうちに少しずつ慣れていくのかと思いきや、2人はずっと初々しいのでイチャイチャシーンが多くなってしまうのでしょうか。
ただ、胃もたれするのは最初だけで、中盤以降はイチャイチャに慣れてくるのでそこまで気にはならないと思います。
「トニカクカワイイ」はどんな人におすすめ?
トニカクカワイイはキュンキュンしたい人におすすめです。ナサと司のお互い思いあっているけれどなかなか進まない関係は読者をタジタジにします。
話は主に日常を描いていますが、ナサが世間知らずなことや、恋愛に対してお互い初めてなことばかりということもあり、別の視点からの日常が面白く、とても楽しめるものとなっています。
本編はギャグからシリアスまで幅広くあるので、日常アニメやギャグアニメが好きな人も楽しめるかもしれません。
アニメを見た感想
「トニカクカワイイ」を見てみると、毎話ほっこりさせられました。ナサと司の2人だけでなく、他の登場人物との関わりも面白く、個性的な登場人物がいっぱいです。
恋愛アニメ特有のゴタゴタも少なく、気楽な気持ちで見れますね。ただ、二人のイチャイチャが多くなっているので、休憩を挟んで見るともっと楽しめます。普通のほのぼの恋愛アニメとは違い、メタ発言や一筋縄ではいかない展開が多くあるので普通の恋愛アニメに飽きてきた自分でも楽しめる作品でした。
また、序盤はただの恋愛日常アニメとして楽しんでいましたが、司の謎の部分に少しずつ触れるにつれ、別のアニメを見ている感覚になります。今後掘り下げられるのが楽しみですね。
さいごに
「トニカクカワイイ」について紹介してきました。主人公のナサと、とにかく可愛い司の甘々な新婚生活を楽しめる作品となっています。個性的な登場人物も多く登場し、飽きずに見進めることができました。途中イチャイチャに胃もたれしてしまいましたが、休憩をはさんで見ることで楽しむことができました。
「ハヤテのごとく」の作者だけあって、普通の恋愛アニメとは違うギャグや展開を楽しめる作品となっています。日常アニメや恋愛アニメが好きな方はぜひ見てみてください。
コメント