「トニカクカワイイ」は2023年4月にアニメ2期が開始された人気作品です。なかでも話を盛り上げてくれるのが有栖川姉妹です。今回はそんな有栖川姉妹について掘り下げていきます。
トニカクカワイイとは
トニカクカワイイは「週刊少年サンデー」で連載中の作品です。18歳のナサと16歳の司の初々しい新婚生活を描いた、とてもキュンキュンする内容になっています。
有栖川姉妹のプロフィール
有栖川要
ナサの中学時代の後輩で家で経営している銭湯を切り盛りしています。
見た目は美少女ですが、下ネタに抵抗がなく、ナサが男湯に入っているのに平気で入ってきます。
有栖川綾
ナサの中学時代の同級生で要の姉です。
ナサのことがずっと好きでしたが、思いを伝えることがずっとできず、結果的に司に先を越されてしまいます。
初登場時から司に面倒な絡み方をして残念美人という印象がかなり強いですね。
どうして銭湯を切り盛りしているのか
要の父親が祖父と銭湯を経営していましたが、数年前に祖父が他界し経営が悪化してしまいます。その影響か、父がゆるキャラと銭湯の萌えキャラ化ばかりに熱心になり、会社の金を横領しだします。結局萌えキャラの声を担当したアイドルと駆け落ちし、貯金を持って逃げてしまいました。
それを救ったのがナサです。ナサの経営スキルや会計スキルを活かして銭湯を立て直すことに成功したのです。そのため、有栖川姉妹はナサに大きな恩があります。要や綾のナサへの接し方から信頼感がうかがえますね。
有栖川姉妹のエピソード
・ナサが司と結婚したことに気づかない綾
司との初対面でナサと名字が同じことに気づきますが、妹と勘違いしてしまいます。その後ナサに司との関係を聞きますが結局勘違いしたまま話が進んでいきます。
ここで、ナサの親族やナサのご家族という曖昧でどちらとも取れる表現だったので勘違いするのは仕方ないです。身近な好きな人がすぐに結婚するなんて普通は考えませんよね。
そして、ナサと普通に会話している際でもナサの結婚指輪に気づきません。最終的には綾の母親から真実を伝えられ、やっと気づきます。そこで綾がナサのことが好きなことがばれるのが面白いですね。
・ナサが入っている男湯に入る要
要はナサを子供のように扱っているのでナサが湯船につかっていても平気で男湯に入ってきます。そしてナサの下半身を見ても照れることなく、ニヤニヤして見ているので下ネタへの耐性がすごいと感じました。
ナサが銭湯に行くときはほとんど要に覗かれています。要がナサの裸を見てナサが照れるというのがセットになっているのが面白いですね。
・恋愛に対して無知なナサにアドバイスする要
恋愛や女の子に対して全く知識のないナサは要の恋愛アドバイスを真に受けて変な方向に突っ走ってしまいます。
例えば結婚指輪を買わないかという要の疑問にナサは特に必要とないと感じていました。ですが、時が経つにつれ、ダイヤの結婚指輪を欲しがるようになります。ダイヤの指輪の値段を知らないナサは結婚指輪が欲しいという思いが強すぎて司の反対を全然聞き入れてくれません。
結婚指輪といって最初にダイヤを思いつくのが面白いですね。結局ダイヤの値段を知ってナサが世間について知っていくのは微笑ましいと感じます。
・司にお礼を言う要
要が交通事故からナサを助けたことにお礼を言います。普段おちゃらけている要の本音を聞けるいいシーンですね。銭湯の内情を見ているとナサが導入したシステムが多くあり、そのおかげで今の銭湯が回っていると思うと感謝は伝えきれないほどでしょう。
有栖川姉妹の魅力
有栖川姉妹は2人とも優しく元気があってとても魅力的です。2人ともナサに大きな恩があるのでナサや司に対しての接し方はほっこりするものがあります。銭湯の切り盛りをしているせいか要の方がしっかりして綾の方がポンコツなのがバランスが取れていいですね。
有栖川姉妹を掘り下げてみて
「トニカクカワイイ」という作品はナサと司のイチャイチャがメインですが、時折見せるギャグシーンにはほとんど有栖川姉妹が登場しています。イチャイチャに飽きてきた際に姉妹のギャグシーンを見るとほっこりして、いい緩衝材になります。
「トニカクカワイイ」はイチャイチャだけじゃないんだぞというのが伝われば幸いです。
さいごに
「トニカクカワイイ」有栖川姉妹について紹介してきました。要の物怖じしない発言や綾の天然な部分で話を盛り上げてくれています。この2人は由崎夫婦にドタバタを呼び起こしたり、時には助けてくれたりするいいキャラクターですね。
下ネタ大好きな妹とド天然な姉という組み合わせは他の作品を見てもなかなか珍しいと感じました。
アニメではそこまで姉妹について掘り下げていないので、これからが楽しみですね。
コメント