「トニカクカワイイ」は2023年4月にアニメ2期が開始された人気作品です。
特にヒロインの由崎司は時折見せる意味深な場面が非常に多く、視聴者を悩ませています。
なので今回は司の意味深シーンを紹介していきます。
トニカクカワイイとは
トニカクカワイイは「週刊少年サンデー」で連載中の作品です。18歳のナサと16歳の司の初々しい新婚生活を描いた、とてもキュンキュンする内容になっています。
「トニカクカワイイ」司の意味深シーン
「先ほどお義父様から教えていただいたやり方で私ができるか、試してもいいですか?」
「なるほど、少し重いな。」
ナサの実家で日本刀を慣れた手つきで振る司のシーンです。ナサの父が震えながら刀を抜こうとする反面、司はまるで昔使っていたかのように刀を抜き、刀の特徴を見抜いています。
後に新品の日本刀が少し重いという発言をナサの父がしており、それを一振りで見抜いた司は少し謎ですね。
「1300年前、本当にここにあったの」
「10万以上の人が、笑って泣いて愛し愛され懸命に生きた、今と変わらない当たり前の暮らしが」
「もうほとんど、その生きた証も残ってないけど」
ナサと奈良観光しているときに平城京跡地を見て司が言った言葉です。1300年前にあったのは教科書的知識として持っていると思いますが、まるでその時代をその時代の人と一緒に過ごしてきたかのような発言です。その跡地を見ている司は少し寂しそうにしているのが印象的ですね。
「神聖な場所だし聖徳太子に怒られそう。」
「こんなことで、あの人は怒ったりしないわ。」
ナサと奈良観光をしている際、法隆寺をバックに腕を組んでよりそう写真を撮った時の司の発言です。少し考えすぎかもしれませんが、まるで旧知の仲といったような口ぶりですね。
歴史に詳しい面やまるでその時代を歩んできたかのような発言が多く見られますね。ナサはそんな司を見て最初は驚いていましたが、だんだん察しはじめたのか驚くシーンが少なくなっています。
「その昔、狼煙や太鼓で情報を伝えていた戦国時代とはえらい違いだわ。」
「信長の奴もこれがあったら、天下を獲れてたでしょうね。」
スマホでラインを使いこなした司の言葉です。奈良や平安時代だけでなく戦国時代のエピソードも登場します。ここで注目すべきなのは信長の「奴」と言っている部分です。これも少し考えすぎですが、平城京の件があるのでもしかしたら知り合いなのかと考えさせられますね。
「ここ、春日大社のそばか」
「わ、すごい!よくわかるね。」
「まぁ、千年経っても山の形というのは、案外変わらないものだよ」
ナサの実家を見て一目で春日大社のそばかと言い当てた司です。千年前を知っているかのような発言で、かつ山の形として覚えているのは謎ですね。
文明が発達していない時代では歩いて地形を見てきたから分かったのでしょうか。仮に千年前と比較しての発言だとしたら、記憶力が良すぎではと感じます。
「ええ?お米って土鍋で炊けるの?」
「いやいや、人類は何百年も土鍋でお米炊いてきたのよ。」
土鍋でお米を炊いたことに驚くナサのシーンです。司の口癖として昔の人間という言い方ではなく、人類といったように俯瞰的な発言をしている点や何百年や何千年といったような期間を表す発言が挙げられます。
「日々の生活の中で、人は忘れがちになるの、愛する人と過ごすこの1日1日が、何よりも貴重だってことを」
毎日写真を1枚ずつ撮っていくと決めた司のシーンです。特に歴史に関係ありませんが、たった16歳の女の子でこの発言が出るのは人生何週目?と考えさせられます。
どうしてこのような発言が出るのでしょうか。以前愛する人を失ったからか、愛する人に忘れられたからか、考え出すときりがないですね。
「それにほんの150年前まで東海道は歩いて14日間掛かってたんだから」
「一晩寝てたらつくなんて夢のようよ。」
京都まで夜行バスに乗る際の司の一言です。今まで何百年、何千年といった発言が多かったので150年前が「たった」という一言で済まされています。ここで、今までの傾向から東海道を歩いてきたと考えるのが自然です。
仮に東海道を歩いてきた司が今の夜行バスや新幹線を見たら文明の進化で驚きがすごいのではないでしょうか。
さいごに
「トニカクカワイイ」司の意味深シーンについて紹介してきました。奈良や京都に行っているせいか歴史に詳しい場面が多くありました。ただの日常会話でも16歳の少女からは出ない発言が多いので読者は疑問と感心が一気に来たのではないでしょうか。
まだまだ本編には意味深なシーンがたくさんあるので、気になった方はもう一度アニメを見てみるのもいいかもしれません。
アニメ2期ではナサが司について気づいているような描写が増えてきています。今後アニメ
3期をやるとしたら、司の謎にどんどん迫っていってほしいですね。
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