葬送のフリーレンには多くの登場人物がいますが、その中には「物語開始時点で死亡していたもの」「ストーリー上で死亡したもの」も多くいます。
それらの中には主役クラスのキャラクターも混じっているため、死亡したのが惜しまれるものも多くいます。
そこでここでは、葬送のフリーレンの登場人物ですでに死亡したキャラクターについて紹介していきたいと思います。
人間ですでに死亡している重要キャラクターとは
葬送のフリーレンでは人間側、魔族側に多くの死者が出ています。
まずここでは人間側ですでに死亡している重要キャラクターについて紹介していきます。
勇者ヒンメル
死因:老衰
フリーレン、ハイター、アイゼンとともに魔王を倒した勇者です。
お人よしで困っている人を放置できない性格ということもあって魔王を倒す旅の途中でも寄り道ばかりしていました。
10年もの間フリーレンたちと旅をして魔王を倒し、その50年後に昔見た流星群をかつての仲間4人で眺めた後に老衰で亡くなっています。
フリーレンは10年もの間一緒に居たヒンメルのことを何も知ろうとしなかったことを後悔し、「人を知るため」に旅に出ることとなります。
僧侶ハイター
死因:病死
ヒンメルと幼なじみであり、共に魔王を倒したパーティーの僧侶です。
生臭坊主と呼ばれるほど大酒飲みでしたが、ヒンメルよりも20年長生きしています。
戦災孤児だったフェルンをフリーレンに預けるために4年間一緒に暮らし、弟子をとるつもりのなかったフリーレンの弟子にすることに成功しています。
そして二人に見守られて亡くなりました。
大魔法使いフランメ
死因:不明
大魔法使いフランメは1000年前に生きていた魔法使いです。
フリーレンはフランメの弟子でもあり、フランメはゼーリエの弟子です。
フランメの残した手記には死者と対話ができる「魂の眠る地(オレオール)」について書かれている部分があり、フリーレンは旅の目的としてその地を訪れることとしています。
フランメ自体は1000年前に生きていた人間ですので、すでに死亡しており、その死因もわかっていません。
南の勇者
死因:全知のシュラハト、七崩賢の3人と相討ち
人間側最後の大物として南の勇者がいます。
魔王軍の前線部隊を1人で壊滅させるほどの実力者でした。
彼はフリーレンにも会っており、その時に「1年後にフリーレンがヒンメルたちと旅に出ること」「自分が魔族との闘いで死ぬこと」を告げています。
このことから彼は未来を見る力があったとされています。
その言葉通り、彼は七崩賢とシュラハトを相手に1人で戦うこととなり、シュラハトと七崩賢の3人を倒して力尽きています。
魔族ですでに死亡している重要キャラクターとは
葬送のフリーレンでは魔族側にも多くの死者が出ています。
ここではそれらの中でも重要キャラクターを紹介します。
腐敗の賢老クヴァール
死因:フリーレンの一般魔法
腐敗の賢老クヴァールは初めての貫通魔法である「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」を開発した魔族です。
80年前に封印されたのですが、その80年の間にこの魔法は研究、解析され一般魔法となっていました。
封印から覚めたクヴァールはフリーレンの一般魔法によって命を落としています。
断頭台のアウラ
死因:フリーレンの命令による自害
断頭台のアウラは七崩賢の1人であり、500人以上生きている魔族です。
アウラは「服従の天秤」と「服従させる魔法(アゼリューゼ)」という魔法を使います。
これは魔力量を比べて勝った方が負けた方に絶対服従の命令ができるという魔法であり、魔力量に絶対の自信があるアウラはこの魔法で多くの戦士を自分の家来にしてきました。
しかしフリーレンは魔力を制限しており、それを見抜くことができずにこの魔法をかけたことでフリーレンに敗北、フリーレンの「自害しろ」という命令を受けて自らの首を斬って死にました。
黄金郷のマハト
死因:デンケンの攻撃魔法
黄金郷のマハトは七崩賢の最後の生き残りであり、最強のチート魔法とも言われる「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)」を使う魔族です。
そのあまりの強さにフリーレンも一度敗れている相手でもあります。
かつての弟子でもあるデンケンと一騎打ちを繰り広げ、デンケンに致命傷を与えますがその瞬間にフリーレンが黄金郷の呪いを解除します。
一瞬隙ができたマハトにデンケンが圧縮したゾルトラークを打ち込みます。
死期を悟ったマハトは呪いが解除されたことで復活したグリュックと言葉を交わし、デンケンにとどめの一撃をさされて死亡しました。
まとめ
葬送のフリーレンでは上記に挙げた以外にも「魔王」「無名の大魔族ソリテール」など多くの死者が出ています。
中にははっきりとした死因や死んだ状況がわからないものもいるため、回想編などで描かれる可能性もあります。
特に魔王などは物語開始時点で死んでいたため詳細が不明のままです。
これからそういった部分が描かれることを期待しましょう。
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