人気漫画である葬送のフリーレンではさまざまな考察がなされています。
フリーレンはフェルンやシュタルクと旅をしているのですが、「これからどうなっていくのか」「最終回はどのような結末になるのか」といったことについて多くの意見、考えが出ています。
そこでここでは、どういった考察がなされているのかということを物語の流れを踏まえながら紹介していきたいと思います。
葬送のフリーレンのあらすじとは
考察をしていくにあたって、まず現時点(2023年9月)での物語の流れを簡単に紹介していきます。
1000年にわたって世界を席巻していた魔王が勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンによって倒されました。
魔王を倒したことによって旅の目的が終了した一行は最後の思い出にと「半世紀(エーラ)流星群」を見て別れることとなります。
それから50年の月日が経ち、フリーレンはヒンメルたちともう一度この「半世紀(エーラ)流星群」を見ようと約束していたことを思い出します。
しかし人間であるヒンメルはすでに死期が近づいた老人であり、1000年を生きるとされるエルフのフリーレンはその事実に驚嘆します。
ハイターやアイゼンも合流し、みんなで流星群を見ているとヒンメルは「最後にとても楽しい冒険ができた」と満足そうに語り、息を引き取ることとなります。
ここに至ってフリーレンは人間の寿命は短いということを知りながら人間について知ろうとしてこなかったということに気づき、「人を知る」ために旅に出ることとなります。
その旅の途中ではフェルンやシュタルクといった新しい仲間ができたり、魔族の生き残りと戦ったりしながら進んでいくのですが、この物語がどのように展開していくのかはもちろんはっきりしていません。
そこでさまざまな考察がなされることとなっているのです。
葬送のフリーレンについての考察とは
人気漫画ではしばしば「その後」「最終回」などが考察されることとなるのですが、この漫画でも多くの考察がなされています。
ここではどういった最終回が考えられるかについて紹介していきます。
次の「半世紀(エーラ)流星群」が終わりのきっかけ?
魔王を討伐して勇者のパーティーが解散する時に見た「半世紀(エーラ)流星群」は、その後もヒンメルとの別れの際にも登場しています。
このように何かの区切りとなる時に登場していることを考えると次の「半世紀(エーラ)流星群」が最終話のきっかけになる可能性があります。
現時点で魔王討伐から81年、ヒンメルの死から31年経っているため、残り19年を旅していくのかもしれません。
勇者ヒンメルと再開する?
フリーレンは「人を知るため」に旅をしているのですが、その目的地として「死者と対話ができる地」を目指しています。
つまりその目的地に着くとフリーレンは死者と対話をすることが予測されています。
フリーレンに関りが深い死者と言えば勇者ヒンメル、僧侶ハイターや自分の師匠であるフランメなどが考えられますが、旅を始めたきっかけがヒンメルの死だったことを考えると対話の相手はヒンメルである可能性が高いと考えられます。
「人を知る」ということを行ったフリーレンがその上でヒンメルに何を語るのかが注目されています。
すべての魔法を覚えたら旅は終わる?
フリーレンは熱烈な魔法オタクでもあり、民間魔法などもすべて知りたいという欲求を持って旅をしています。
これはヒンメルたちと旅をしていた時からの癖でもあり、現在ともに旅をしているフェルンやシュタルクが顔をしかめるほど魔法に対して貪欲です。
こうしてすべての魔法を覚えたら旅への興味もなくなっていき、その旅が終わるのかもしれません。
すべての魔族を倒したら旅は終わる?
魔族はすでに魔族をもっとも殺した存在として「葬送のフリーレン」と呼ばれているという事実があるほど魔族を殺してきています。
しかしこの旅の途中でも黄金郷のマハトや断頭台のラウラといった実力者を倒していることからも魔族の生き残りはまだまだ居ることが予測されていますので、それらの魔族をすべて倒したら旅が終わるのかもしれません。
フリーレンの旅が終わったらスピンオフが始まる?
フリーレンの旅自体は目的を果たしたら終わる可能性があるのですが、この作品では魔王を退治した時の話やフェルンとシュタルクのその後、など気になる部分がまだまだあります。
本編が終わった後にこういった部分についてのスピンオフ作品が書かれる可能性もあります。
まとめ
葬送のフリーレンは人気作品であるためにさまざまな考察がなされています。
やはり注目されているのは「最終話」「終わり方」となっています。
フリーレンが人を知るためにしていた旅で何を思うのか、死者と対話できる地でヒンメルとの再開はあるのか、すべての魔法を身に着けることはできるのか、といったことなどを考えながら続きを読んでいくとより楽しめるかもしれません。
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